緊急避妊薬の取り扱いについて

サン薬局では、緊急避妊薬［アフターピル］の取り扱いをしております。
必要な研修を受けた薬剤師がご対応いたします。ご不明点等ございましたらお問い合わせください。

緊急避妊薬とは

緊急避妊薬は、アフターピル、緊急避妊ピルともいいます。妊娠の可能性がある性行為や性被害などのさまざまな要因で、望まない妊娠の可能性がある場合などに行う避妊法です。産婦人科・婦人科を受診し、72時間（3日）以内にお薬を服用することで、高い確率で妊娠を避けることが期待できます。性交からできるだけ早く服用することが効果的で、主に排卵を遅らせるなどの作用により緊急的に妊娠の成立を防ぎます。

緊急避妊薬の種類

日本で認可されている緊急避妊薬は「ノルレボ」、「レボノルゲストレル（ノルレボのジェネリック医薬品）」という薬で、性行為から72時間以内に1錠服用します。早く服用した方が効果が高いことがわかっています。72時間を超えてから服用してしまうと効果は大きく落ち込んでしまいますが、効果が全く得られないわけではありません。

緊急避妊薬の入手方法

緊急避妊薬［アフターピル］は、薬局で普通に買うことはできません。
入手するには、医療機関において医師の診察を受けた後に発行される処方せんが必要となります。
厚生労働省が行う緊急避妊に関する研修を受けた医師なら、オンライン診療でも処方箋が発行可能です。
健康保険は適用とならず、全額自費となります。性行為から72時間以内に内服する必要があるため、できるだけ早く受診することが大切です。

対面診療

医療機関や薬局が近くにある場合に適しています。
受診後、医療機関や薬局で薬を入手できます。

オンライン診療

医療機関が近くになく、薬局は近くにある場合に適しています。

  1. ①産婦人科及び必要な研修を受けた医師にオンラインで受診
  2. ②医療機関から薬局へ処方箋情報の送付・情報提供
  3. ③薬局において、必要な研修を受けた薬剤師との対面服用。（処方は１錠のみ）
  4. ④薬局から処方医へ、服用したことを情報提供

対面診療・オンライン診療の処方箋、いずれも応需しておりますが開局時間内のご対応とさせていただきますので、お電話で確認の上ご来局ください。

緊急避妊薬の副作用について

緊急避妊薬を服用した場合は、一時的に吐き気・嘔吐・頭痛・めまい・倦怠感・眠気・不正出血などの副作用の症状が出る可能性があります。ただし、これらの副作用は24時間以上継続することはありません。

服用後の対応について

緊急避妊薬が本当に効いたかどうかは、服用後すぐにわかるわけではありません。不正性器出血や妊娠初期の出血を月経と区別できない場合もあります。3週間後に産婦人科医による対面診療を受診してください。

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